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After Close――屋上プールでもう一時間
ウェストハリウッドのデザインホテルの屋上で、閉店時間は照明の合図として訪れる。水中ランプが昼の白から低く唸る濃い紫へ変わる――プールそのものが勤務を終える夜モードだ。水中の誰もが、高価な水族館の底を泳いでいるように見える。
リネンシャツの男二人は察して出ていく。エレベーターが彼らを運ぶ。スタッフはデッキで最後のラウンジを金属音とともに積み、腰の無線はタオルとバレー階の話をつぶやく。階段の頂上の門――閉店後に掛かるはずの門――が揺れ、止まり、また揺れる。
ラウンジは一つだけ占有されている。私の席だ。
最後に残る椅子
私はタオルにくるまり、かかとを編み目に押し込み、太腿に残る昼の温もりを感じながら横たわっている。夕焼けがガラスの手すりに長いオレンジの跡を付ける。眼下では街が動き出す。南のどこかでサイレン、目を覚ます看板、盆地の縁を金色に染める夜。屋上プールの仕掛けは、誰もが予定より一杯長く残り、誰も謝らないことだ。
ただ一人を除いて。どうやら。
紫の水面を横切る波紋がまだある。スタッフなど噂だと言わんばかりに、誰かがゆっくりと泳いでいる。折り返しのたび、水面に出る彼女の銅色の髪は塩素で暗く平らになっている。実際の冬がある街の人らしい、白く水にふやけた肩。
縁
彼女は浅瀬で止まり、縁に腕を乗せて体を引き上げる。下半身は水中に残り、足が後ろで怠そうに水を蹴る。白い三角ビキニ。濡れればもう隠す気はない。夜モードの光が当たる部分に張り付き、透け、全身の線を拾う。細い金のチェーンが腹から離れて揺れ、水滴を弾く。
彼女はラウンジの私を見つけても、そこから動かない。水に半分浸かったまま、出る気配はなかった。
「あなたがもう一人の居残りね」と彼女は言う。「今夜、変なのは私だけかと心配してた」
母音にカリフォルニアの響きはない。平らで速く、どこかシカゴらしい。心配という言葉の真ん中を柔らかく発音する、中西部の親しみやすさだ。二十代半ば、昼に日焼け止めを諦めた鼻にはそばかす。使うか決める前に笑いがこぼれる人。
サーシャ。任意参加みたいな会議でシカゴから来て、デザインブログで選んだホテルに三日滞在中。彼女は縁と深い側の間で、それらを全部話す。私は腰のチェーンと肩を流れる水を気にしない普通の人でいようとする。
門の留め金
無線の音が近づく。エレベーターのそばで最後の椅子が積み重ねられる。スタッフがデッキを歩き、門を閉める。その瞬間、屋上は設備ではなく、ひどく高くて私的な空になる。知るのは私たち二人だけ。そんな計算が歯の奥でわかる。
サーシャも聞いた。門を見てから私に戻り、積んだ手に顎を置く。水が糸になって彼女から落ちる。
「あの留め金が鳴った瞬間」と彼女は言う。「ここは私たちだけになる」
プールの規則を読み上げるような口調だ。もちろん、規則を読んでいるわけではない。
周囲の計算は勝手に終わる。階段で鍵が鳴り、スタッフの声がスパ階へ遠ざかる。下のロビーは二人きりの人数調査など知らず、柔らかく高級な仕事を続けている。
逃げ道ならある。隅のエレベーター、丁寧に開くドア、歯科医院のような照明で緊張感だけがない一階。乗れば、今夜はバレーカメラに映った通りに整理される。客が遅く泳ぎ、男がラウンジで読み物をし、若いスタッフが時間ごとの仕事で門を掛けた。蓋のある、正しく整った真夜中前の夜。
それともデッキ。私のラウンジ。私と門の間に残る温かなコンクリートの数ヤード。見知らぬ彼女は仰向けに浮かび、空に二人分の結論を語らせている。
ナイトモード
私はまだ起き上がらない。それは答えではない。あるいは、口が準備できる前に体が出す、唯一正直な答えだ。
サーシャは二度尋ねない。縁から後ろへ、瓶に落ちるコインのように軽く身を倒し、紫色に身を預ける。夜モードの水は底なしになる。波紋、どこか水面下で光る金のチェーン、それから消えて、また現れる。低い周波数からの信号のように。
「時間は進んでるよ」と、水越しに濁って楽しげな声が浮かぶ。
After Closeが走るのはまさにこの一時間だ。積まれた椅子、切り替わった照明、出ようとしなかった見知らぬ女性。そして二人が静かに出ないと決めたとき、公共の場所がどれほど早く私的になるか。
After Closeは門の後も続く。屋上も同じだ。

After Close
West Hollywood rooftop pool. A woman in a wet bikini holds the edge. “Once the gate latches… it's just us.” Take the elevator and the night is only a swim.
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