この作品
夜十一時。段ボールとコンクリート。クァンセア、三十四歳。人妻だ。夫の通関は別の保税に縛られている。
「封印の確認だけ」。ドックのシャッターから出ればその夜は台帳で終わる。カメラの死角に残れば、名前は通路で消える。
登場人物
- クァンセア保税管理 · 人妻
- 僕語り手 · 夜間在庫
- 夫通関 · 言及
夜十一時。段ボールとコンクリート。クァンセア、三十四歳。人妻だ。夫の通関は別の保税に縛られている。
「封印の確認だけ」。ドックのシャッターから出ればその夜は台帳で終わる。カメラの死角に残れば、名前は通路で消える。