作品キャンパス

硯 — 書道 成人向けビジュアルノベルのカバー

書道

墨を磨るわ。

夜間の個人練習、キャンパスの書道教室。黙雅は硯を置かない。「墨を磨るわ。」障子から出て洗えば、その夜は練習だ。

今すぐ読む

すべての作品は完全無料。登録も支払もいりません。

完全無料608回2026/9/5

この作品

キャンパスの夜。書道館の廊下はもう消えて、教室ひとつだけ黄色い灯だ。黙雅は四十一、結い上げた髪に袖は墨がついている。人妻。夫は故郷の祭祀だ。

「墨を磨るわ。」障子から出て硯を洗えば、その夜は夜間練習で終わる。残れば、磨られるのは墨だけではなくなる。

登場人物