この作品
午前零時過ぎ。最後の被験者は来なかった。睡眠検査室の観察窓だけがまだ青い。夜間技師のクムアは人妻だ。ゲルのついた左手に指輪が透ける。夫の当直は隣の病棟だ。
「電極は私が外す。」観察窓のほうへ出ればその夜は記録終了だ。検査ベッドに残れば、窓が消える。
登場人物
- クムア睡眠技師 · 人妻
- 僕語り手 · 隣病棟の当直医
- 夫隣病棟の当直 · 言及
午前零時過ぎ。最後の被験者は来なかった。睡眠検査室の観察窓だけがまだ青い。夜間技師のクムアは人妻だ。ゲルのついた左手に指輪が透ける。夫の当直は隣の病棟だ。
「電極は私が外す。」観察窓のほうへ出ればその夜は記録終了だ。検査ベッドに残れば、窓が消える。