この作品
コニーアイランドの水族館。最後のツアーが引いて、観覧席の灯が一つずつ消える。教育担当のマレンが大水槽の前に残っている。紺のポロが水に濡れて透ける。左手の金の指輪が青い光に引っかかる。
「明かりが消えたら…ガラスだけ」。出口を出れば遅い点検で終わる。消灯のあと残れば、観覧席はもう公共の場ではない。
登場人物
- マレン教育担当 · 人妻
- 僕語り手 · ボランティア
- コールマレンの夫 · 夜間警備 · 言及
コニーアイランドの水族館。最後のツアーが引いて、観覧席の灯が一つずつ消える。教育担当のマレンが大水槽の前に残っている。紺のポロが水に濡れて透ける。左手の金の指輪が青い光に引っかかる。
「明かりが消えたら…ガラスだけ」。出口を出れば遅い点検で終わる。消灯のあと残れば、観覧席はもう公共の場ではない。